2012年08月08日

潮待ちコラム/「義と勇」陽貨第十七の二十三から

陽貨(ようか)第十七の二十三


子路曰、君子尚勇乎、
子曰、君子義以爲上、
君子有勇而無義爲亂、
小人有勇而無義爲盗。

子路(しろ)が曰わく、君子、勇を尚(とうと)ぶか。子曰わく、君子義を以て上(かみ)と為す。君子、勇有りて義なければ乱を為す。小人、勇有りて義なければ盗を為す。

これは、孔子と、その門弟・子路との問答である。

<現代語訳>

子路(しろ)が尋ねました

「君子(人々の手本たるべき、教養ある人格者)は、勇気を尊びますか?」

孔子は

「もちろん、君子は勇気を大切に考えている。しかし、勇気を奮う前に義を考え、それが正しいと判断してから行動に移す。勇気だけを重んじて義を蔑ろにすると、みなが勝手に行動し、時によっては争いの種となる。つまらない人間は、勇敢なことをいいことに義を考えず勝手に振る舞うから、やがては乱暴狼藉に陥り、最後には盗みまで働くようになる。」
と答えられました。

__________

当局が架橋埋立計画に賛成も反対もしなかったのは、
双方正しく、主張はどちらも間違っていないと解釈したからだ。

福山市長選挙が終わった今、羽田市長のバッシングはネットでも見かけなくなったが、時折思う・・・。
それら現市長をバッシングしている人々は選挙に行っているのだろうか?と。
あいかわらず投票率の悪かった市長選挙だが、この事態を見て「陽貨第十七の二十三」を思い出した。
義を考えず、勝手に“勇敢”だと思い込み、市長をバッシングする人々。
結果、この投票率。
徒党を組むことを好むなら、みなで選挙に行けば良いものを・・・と思う。
挙げ句の果て、また市長をバッシングするならば、もう手の施しようはない。

森下博や林半助という偉人のいない今、鞆の浦は“産官学民一体のまちづくり”が欠かせない。
官と民が手を組まなければ、何も解決されないのだ。

生活道に困難を極めている人々のことを考えると、胸が痛くなる。
そこにこそ、私の“義”がある。
だから、架橋埋立計画には賛成も反対もできないのだ。

ただし、
山側トンネル案には当初から大反対している。
そこにも、私の“義”があるからだ。

__________

鞆・平(ひら)地区の現状
http://uratami.seesaa.net/article/278032155.html

鞆の浦の高潮問題/異常潮位
http://uratami.seesaa.net/article/247533758.html

旧態依然の港町/鞆の浦
http://uratami.seesaa.net/article/242173786.html


まだまだ鞆の浦には・・・

hiroassan_168.jpg

こんな問題や

異常潮位.jpg

こんな問題が山積みとなっています
産官学民一体となった町づくりを望んでいますが、
残念ながら、先日の発表では
「アリが群れをなして、(行政)を倒した」などという稚拙な表現や、

以前、架橋埋立反対派が掲げた21世紀マスター・プランに書かれていた・・・
「橋が架かれば、姥捨て交差点になる」と。


産官学民一体となった町づくりが必要な町に、わざわざ不必要な“敵”を作る方法と
品位のない表現に、腹が立つのも通り越して、あきれかえったものです。


『義なき勇者たちには任せておけない』
が、正直な気持ちです。

posted by 編集長/魚屋(うおや) at 07:57| 広島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎号外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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